
タカラバイオは、2022年4月19日、in vivo遺伝子治療向けに、脳への指向性が高い新規のアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター「CereAAV」を開発したと発表した。脳指向性が高いとされる既存のAAVと比べても、脳への導入効率が高いことから、CereAAVを活用することで、遺伝子治療を実施する際の投与量を抑えて副作用を軽減したり、製造量を低減したりすることにつながると期待される。同社は今後、CereAAVを用いたin vivoの遺伝子治療を開発し、中枢神経疾患などの疾患モデル動物において有用性を示していく方針だ。2022年4月20日、同社の榎竜嗣執行役員が本誌の取材に応じた。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)