慶應大、脱細胞組織を使ったブタの腎臓再生に成功

 慶應義塾大学の研究グループが、ブタで欠損した腎臓の一部を再生させることに成功した。欠損した部分に、他の個体の腎臓組織から細胞を除去して得た、細胞外マトリックスでできた足場を移植した。これにより細胞の浸潤が促進されたとみられる。ヒトを含め、成長した動物では腎臓の前駆細胞が失われており、再生が難しいというのが通説だ。分子機構の解明は今後の課題だが、腎前駆細胞の挙動について新たな情報が得られる可能性もありそうだ。論文は2022年2月28日、NPJ Regenerative Medicine誌に掲載された。

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