東京大、膵管内乳頭粘液性腫瘍のがん化にエピゲノム関与を発見

 東京大学医学部附属病院消化器内科の加藤裕之・特任臨床医、立石敬介講師、藤城光弘教授らは膵臓の腫瘍の1種である膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)のがん化にエピゲノムが深く関わっていることを明らかにし、米Gastroenterology誌オンライン版(2021年12月21日)に報告した。加藤医師はIPMN患者から取得した腫瘍組織からオルガノイドを樹立し、膵臓がんや正常膵の培養モデルなどとエピゲノムを網羅的に解析し、このエピゲノム異常の責任分子として転写因子MNX1とHNF1Bが関わっていることを見いだした。加藤医師は転写因子の発現調節機構などを解明し、IPMNの悪性化予測につなげたいとしている。

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