光合成細菌のエネルギー高効率変換を支える蛋白質をクライオ電顕で発見

 三重大学大学院医学系研究科の谷一寿特任教授らと茨城大学理学部の大友征字教授らは、産業利用されている光合成細菌Rhodobacter sphaeroidesの膜蛋白質コア光捕集反応中心複合体(LH1-RC)の詳細な立体構造を、クライオ電子顕微鏡(クライオ電顕)で解明した。一般的な植物や藍藻(シアノバクテリア)の光合成を上回る、優れたエネルギー変換を支える新奇な膜蛋白質を発見し、protein-Uと命名した。捕集した光のエネルギーで水から放出される電子を受容するキノンを介した電子伝達の経路も解明した。脱炭素社会の実現で鍵となる太陽光エネルギーの高効率利用に寄与する成果といえる。成果は、2021年11月2日にNature Communications誌で発表した。

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