WHOが医療AIの倫理的な国際基準を作る理由

 人工知能(AI)の、医療分野への応用が進みつつある。一方で、AI技術については倫理的な面で懸念事項も多く、技術開発や実用の際に守るべき注意点について、世界中の公的機関や国、事業者から提言がなされている。2021年6月、世界保健機関(WHO)の専門家委員会による、医療分野でのAI利用に関する倫理的な議論の報告書「Ethics and governance of artificial intelligence for health」が公開された。医療分野でのAIガバナンスについて、世界各国で共通した基準を提示するのが狙いだ。日本からは科学技術社会論の専門家で、東京大学未来ビジョン研究センターの江間有沙(えま・ありさ)准教授が委員会に参加した。江間准教授に、今後の医療分野でのAIガバナンスについて注目すべき点を聞いた。



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