米研究者、mRNA医薬の送達にヒト生体内のレトロウイルス様蛋白質

 mRNA医薬などを標的の組織や細胞に運ぶ新たな薬物送達システム(DDS)が開発された。ヒトの生体内に存在する天然の蛋白質であるPEG10(Patarnally Expressed Gene 10)を利用する「SEND:Selective Endogenous eNcapsidation for cellular Delivery」と呼ばれるシステムで、米Massachusetts Institute of Technology(MIT)、米McGovern Institute for Brain Research at MITなどの研究チームが2021年8月20日のScience誌のオンライン版で報告した。組換えウイルスベクター、脂質ナノ粒子(LNP)といった従来の送達システムの限界を超え、ゲノム編集や遺伝子置換などによる治療の効率性や正確性、安全性を向上できる可能性がある。

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