胎生魚ハイランドカープの胎仔は“消化管”を胎盤代わりにして栄養吸収する

 名古屋大学大学院生命農学研究科の飯田敦夫助教、本道栄一教授らの研究グループは、胎内で仔魚(しぎょ)が育ってから産まれる胎生魚の一種「ハイランドカープ」で、胎内での栄養吸収の仕組みを解明した。消化管に似た物質吸収システムを持つ組織を胎盤のように使い、胎内の蛋白質などを吸収しているようだ。胎内での胎仔の育ち方に関する情報は乏しく、繁殖が難しい魚の種苗生産や、希少種の保護に役立つとみられる。研究成果は2021年6月25日、Journal of Experimental Biology誌でオンライン公開された。

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