慶應義塾大学は2021年5月20日、パーキンソン病治療薬のロピニロールが筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行を有意に抑制するデータが医師主導治験で得られたと発表した。ロピニロールは疾患iPS細胞を用いた探索研究で見いだされた薬剤で、プラセボ対照比較試験で有効性に関して有意差が示され、有望視される結果となった。ロピニロールはALS治療において新たな治療選択肢になり得るのか。医師主導治験を主導した慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授と、ロピニロールの薬事申請などを担当する同大学発ベンチャー、ケイファーマ(東京・港)の福島弘明社長に聞いた。
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