花王、カビの転写因子制御で誘導物質不要の酵素生産を実現

 蛋白質の生産能力が100g/L以上で世界最高ともいわれる糸状菌(カビ)Trichoderma reeseiの利用拡大に寄与する成果を、花王が2021年3月の日本農芸化学会大会で発表した。同社生物科学研究所(花王生科研)の新井俊陽研究員と小山伸吾室長らが発表した一般演題「Trichoderma reeseiを用いた転写因子制御による誘導物質フリーの糖化酵素生産システム」は、トピックス賞を受賞した。また「蛋白質生産の実用化に向けた産学官の挑戦」をテーマとした同大会のシンポジウムでは、花王生科研の掛下大視上席主任研究員が「Trichoderma reeseiを用いたバイオマス糖化酵素の開発」と題した発表を行った。

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