米研究者、変異したKRASとp53が協働で膵がんの転移を起こすことを発見

 米University of Texas MD Anderson Cancer Centerの研究者らは、膵がんで多く認められるKRASとp53の遺伝子変異がCREB1蛋白質に作用し、転移と腫瘍の増殖を促進することを発見した。前臨床モデルにおいて、CREB1を阻害するとこのような作用が逆転し、転移が減少したことから、致死的ながんに対する新規の重要な治療標的であることが示唆される。これらの知見は、Cancer Discovery誌の2021年4月10日オンライン版に掲載されるとともに、4月10日から15日に開催されたWeek 1 of the virtual American Association for Cancer Research(AACR 2021)で、米University of Texas MD Anderson Cancer CenterのSurgical Oncology and Geneticsで准教授を務めるMichael Kim氏によって発表された。

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