
感染症を重点研究領域の1つに据える塩野義製薬が、2年前から下水による感染症のモニタリングへ向けた研究開発に取り組んでいる。2020年10月からは、北海道大学大学院工学研究院環境創生工学部門の北島正章助教と共同研究をスタートさせ、下水中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)遺伝子の高感度検出・定量技術の開発に乗り出した。なぜ製薬企業が、下水による感染症のモニタリングに取り組み始めたのか──。2021年2月25日、塩野義製薬経営戦略本部デジタルインテリジェンス部の小林博幸部長、岩本遼氏、岡田和也氏が本誌の取材に応じた。
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