
湧永製薬(大阪市淀川区)は2021年3月17日に記者セミナーを開催し、新しいグローバルコーポレートロゴを湧永寛仁社長が発表した。常に新しい技術開発・製品開発を行う企業努力など、内から湧き上がる新しいエネルギーを表現したと新ロゴを説明し、試薬・診断薬事業はこれから伸びていくと強調した。2020年の決算は2019年に比べ増収増益になったと明かした。1960年に日本で発売した医薬品「キョーレオピン」に配合している熟成ニンニク抽出液(AGE)を核とするヘルスケア事業が特に好調。50カ国以上での販売実績のある「Kyolic」のシリーズ商品の売上高は、2020年に前年比118%で、そのうち特に「Kyolic IMMUNE」は同177%と大幅に伸長した。新型コロナウイルス対策で“免疫”機能の注目度が高まったことが追い風になった。
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