東京大、細胞は浸透圧変化を内部の液ー液相分離で感知

 東京大学大学院薬学系研究科の渡邊謙吾特任助教(研究当時)と一條秀憲教授らは、細胞が液ー液相分離という物理現象を“引き金”として、浸透圧ストレスを細胞内で感知していることを見いだした成果を、2021年3月1日にNature Communications誌にて発表した。低浸透圧ストレスで活性化し、高浸透圧ストレスで不活性化することを先に見いだしていたASK3蛋白質を研究モデルとして、分子生物学・生化学的手法と計算機シミュレーションを用いて解明した。一條教授と共に論文の責任著者であり、かつ筆頭著者でもある渡邊博士は2019年11月から、米Institute for Systems Biology(ISB)システム生物医学Hood-Price研究室のポスドク研究員を務めている。

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