
CAR-T療法は、血液がんの治療では有効性が示されているが、固形がんに対する作用は高くない。米University of North Carolinaなどの研究者たちは、細菌やウイルスの感染があった場合に誘導される炎症反応の引き金を引くSTING(STimulator of INterferon Genes)に対するアゴニストと、腫瘍微小環境内の免疫抑制性細胞を枯渇させる抗体を併用すると、固形がんに対するCAR-T細胞の効果が高まることを、マウスモデルを用いて明らかにした。研究の詳細はExperimental Medicine誌2020年12月31日号に報告された。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)