ゲノム編集生物、カルタヘナ法に基づく情報提供の初の受理は農水省

 筑波大学発ベンチャーのサナテックシード(東京・港)が2020年12月11日、ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に関する情報提供書の提出を、農林水産省に行った。受理した農水省消費・安全局農産安全管理課は、今回サナテックシードが情報提供したGABA高蓄積トマト(#87-17)について、ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る確認結果と、情報提供書とを農水省のウェブサイトにて同日に公表した。販売開始予定年月は「2021年4月」と記載されている。また、この情報提供の根拠となる遺伝子組換え生物などの使用などの規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)を管轄とする環境省も同日、カルタヘナ法関連情報を紹介する日本版バイオセーフティクリアリングハウス(J-BCH)ウェブサイトにて、ゲノム編集技術の利用により得られた生物の情報提供書を掲載した旨を公表し、農水省のウェブサイトへのリンクを張った。「ゲノム編集生物に関する情報提供を受けたと主務官庁から連絡があった案件は全て、すぐに掲載する」と、カルタヘナ法に関わる全般を管轄とする環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室では話した。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)