クラスタリングによる精神疾患の層別化

 精神疾患は誰でも経験する可能性があります。自身の家族などの関係者も含めて考えれば、精神疾患と関わることなく生涯を終える可能性の方が低いのではないでしょうか。精神疾患の有病率は報告によっても異なりますが、近年の大規模な調査においていずれかの精神疾患の生涯有病率は15.2%、大うつ病性障害の場合は5.7%とされています[1]。これらは精神疾患の診断・統計マニュアルDSM-IVに基づいた診断の場合です。別のICD-10という国際疾病分類の基準に基づいた場合では、いずれかの精神疾患の生涯有病率は22.9%とされており、さらに高い有病率が示唆されています。我々は精神疾患を自身に関わり得ることとしてきちんと捉え、理解しておく必要があります。

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