
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久教授らの研究グループは、武田薬品工業と共同で実施している研究プログラム「T-CiRA」の成果として、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬の候補物質として複数を特定した。うち5種類は既知の化合物と全く異なる構造を持つという。武田薬品が作成した、熱拡散方程式を用いた新たなアルゴリズムを用いて探索し、ALS患者由来のiPS細胞から作った筋細胞などで効果を確かめた。成果は米科学誌Patterns誌にオンラインで掲載される。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)