OISTと水産機構、三重県、ミキモト、アコヤガイのゲノムを染色体スケールに迫る高精度解読

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)などの研究グループが、日本が世界に誇る宝飾品、真珠の養殖生産に利用されているアコヤガイのゲノムをほぼ完全に解読した。1.1Gbp(11億塩基対)の核ゲノムを構成する染色体スケールで、DNA配列情報をつなぎ合わせる(アッセンブルする)ことに成功した。佐藤矩行教授が率いるOISTマリンゲノミックスユニットは、海の生物のゲノム解読の成果を次々と発表しているが、染色体スケースまで精度を向上できたのはこのアコヤガイが初めて。真珠が日本で重要な産業であることを反映した成果をいえそうだ。日本における真珠養殖業の生産額は年100億円規模で、真珠宝飾品の日本小売市場は年1500億円規模、日本からの真珠輸出額は年300億円強。2016年6月には議員立法により真珠振興法が公布・施行された。

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