大阪大とBaylor医科大、精子と卵の融合に必須な精子の膜蛋白質をCRISPRで相次ぎ特定

 大阪大学微生物病研究所(RIMD)遺伝情報実験センター遺伝子機能解析分野の伊川正人教授/感染動物実験施設長らと米Baylor College of MedicineのMartin M. Matzuk教授(RIMD招へい教授)らは、哺乳類の受精膜融合に必須な精子の膜蛋白質を4種類特定した成果を、2020年4月に米科学アカデミー紀要(PNAS誌)にて相次ぎ論文発表した。ゲノム編集ツールCRISPR/Cas9システム(以降、CRISPRと略記)を活用して精子発現遺伝子について網羅的に表現系スクリーニングを行うことにより見いだした。この研究は、男性不妊の原因究明と治療法、男性の避妊薬の開発につながる成果といえる。6組に1組の夫婦が不妊の検査や治療を受けている日本では、特に不妊症対策に役立てたいと伊川教授は話した。避妊薬の開発はBaylor医科大が進めている。

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