
免疫生物研究所(IBL)は、遺伝子組換えカイコで生産するヒトⅢ型コラーゲンの素材「ヒト型コラーゲンⅢ」を、化粧品原料として2021年から販売開始する。Ⅲ型コラーゲンは血管や乳児の皮膚に多く含まれるが加齢とともに量が減ってしまうことから「ベビーコラーゲン」とも呼ばれる。美容外科では、ヒトプラセンタから抽出されたヒトⅢ型コラーゲンが利用されている例があるようだ。IBLは、組換えカイコの繭のセリシン層から回収してヒト型コラーゲンⅢを生産する。2012年に本格的に事業化したヒト型コラーゲンⅠと同様の製法だ。
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