電子カルテの入力段階から制御して高精度なRWDを構築へ

 日本電信電話(NTT)と京都大学は2020年2月3日、共同出資により新医療リアルワールドデータ研究機構(PRiME-R、プライムアール)を設立した。プライムアールは今後、がん診療におけるリアルワールドデータ(RWD)を蓄積・加工し、将来的には医療機関や製薬企業などに提供することで、診療や創薬などへの応用を進める。プライムアールが提供するRWDの特徴は、日本医療研究開発機構(AMED)の臨床ゲノム情報統合データベース整備事業(2016-2019年)の中で実証してきた電子カルテ入力支援システム「Cyber Oncology」を利用することにより、電子カルテ情報を構造化していることだ。AMEDの「国内完結型がんクリニカルシークエンスの社会実装と統合データベース構築およびゲノム医療人材育成に関する研究開発」という課題の研究代表者を務めた、京都大学医学研究科腫瘍薬物治療学講座の武藤学教授に、Cyber OncologyやプライムアールのRWDの特徴などについて聞いた。

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