微化研、「液ー液相分離」とオートファジーの論文相次ぎ発表

 公益財団法人微生物化学研究会を母体とする微生物化学研究所の野田展生部長(構造生物学研究部)らは、真核生物が持つ不要蛋白質の分解・リサイクル機構であるオートファジーにおいて、「液-液相分離(liquid-liquid phase separation、LLPS)」が重要な役割を担っていることを見いだした成果を相次いで論文発表した。栄養飢餓になるとLLPSにより液滴が形成されてオートファジーの進行を担うことを見いだした成果はNature誌オンライン版で2020年2月6日にて、選択的オートファジーにて効率よく分解できる蛋白質は凝集体ではなく液滴であることを見いだした成果はMolecular Cell誌オンライン版で2020年1月29日にて、それぞれ論文発表した。論文の筆頭著者は、Nature誌論文が微化研の藤岡優子上級研究員で、Molecular Cell誌論文が東京工業大学の山崎章徳特任助教(研究時は微化研の博士研究員)。論文の投稿受付日はNature誌論文が2018年12月17日、Molecular Cell誌論文が2019年7月18日なので、それぞれ投稿から1年余り、半年余りかけて著名ジャーナルでの論文発表を達成した。





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