新型コロナウイルス、多様なワクチン開発へ世界中で参入企業相次ぐ

早期開発ではmRNAベースや大腸菌で製造可能なワクチンが有利か
(2020.01.29 08:00)1pt
久保田文

 中国湖北省武漢を中心に感染が広がっている新型コロナウイルス(2019-nCoV)に対して、ワクチンを創製・開発する動きが世界中で本格化している。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)の支援の下、複数の企業や大学がワクチンの創製・開発をスタートさせた他、米GeoVax Labs社は中国企業とワクチンの共同開発をすると発表。グローバル大手の製薬企業や米国のワクチン企業などが開発に意欲を示すなど、日々参入企業が増えている状況だ。開発が始まったワクチンはmRNAベースのものから、ペプチドベースのもの、組換え蛋白質ベースのものまで様々。予防効果については、臨床試験をしてみないと分からないものの、早期の開発が可能という点では、蛋白質ベースのワクチンよりも、化学合成が可能なmRNAベースのワクチンや、大腸菌で製造できるプラスミドDNAベースのワクチン、ペプチドベースのワクチンなどが有利だといえそうだ。

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