キュラディムファーマがわずか3年で解散

産業革新機構の資金回収デッドラインが引き金に
(2019.10.03 08:00)1pt
野村和博

 Meiji Seika ファルマからスピンアウトして設立した創薬ベンチャーのキュラディムファーマ(東京・千代田、内ヶ崎哲社長)が2019年9月30日に解散した。多発性硬化症の治療薬候補化合物のフェーズIで、既存薬を上回る安全性データが得られなかったため。設立からわずか3年で解散を決めたのは、事業を継続しても産業革新機構の投資回収期限までに株式公開などの「イグジット」が達成できそうにないことが背景にあった。産業革新機構による投資は投資回収までの期間が短いという指摘が業界からなされていたが、懸念が現実となった形だ。キュラディムファーマ元社長の内ヶ崎哲氏が本誌インタビューに応じた。

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