
大阪大学発のバイオベンチャー、ステムリムの新規上場(IPO)は厳しい船出となった。株価の終値は951円と公開価格である1000円を5%下回り、時価総額は498億円にとどまった。そもそも上場承認時に発表された想定仮条件は2370円から3730円で、当初の計画では時価総額が1500億円から2000億円近くの大型上場となるはずだった。バイオベンチャーとして2019年で初めてとなる新規上場(IPO)ではあったが、幅広い投資家から支持を受けることにはならなかった。
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