ステムリムの公募価格は1000円に決定、時価総額は600億円強にとどまる

主幹事のSMBC日興証券と他の機関投資家との間で見方に乖離
(2019.08.02 08:00)1pt
橋本宗明

 2019年8月9日に東証マザーズに上場する大阪大学発のバイオベンチャー、ステムリムの公募価格が1000円に決まった。24日に決定した1000円から1700円という仮条件の幅には収まったものの、上場承認時に発表された想定仮条件は2370円から3730円だった。当初の計画では時価総額が1500億円から最大2000億円近くの大型上場となるはずだったが、上場時の株式時価総額は600億円強にとどまることになった。IPOにより、当初は200億円近くを調達する計画だったのが、100億円弱となり、上場後の戦略も修正を迫られそうだ。なお、仮条件を決める段階でステムリムは公募株数を当初計画の600万株から810万株に増やし、売り出し株数を240万株から30万株に引き下げている。

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