東大と東北大、玉川大、植物のミトコンドリアをゲノム編集

F1育種で重要な細胞質雄性不稔性の原因遺伝子をイネとナタネで特定
(2019.07.09 08:00)1pt
河田孝雄

 東京大学大学院農学生命科学研究科の有村慎一准教授、東北大学大学院農学研究科の風間智彦助教、玉川大学農学部の肥塚信也教授らは、植物のミトコンドリアをゲノム編集した世界初の成果を、Nature Plants誌にて2019年7月8日に発表した。この技術を用いて、F1ハイブリッド種子の生産現場で多用されている細胞質雄性不稔性(雄性不妊)の原因遺伝子を、イネとナタネで特定した成果も論文に盛り込んだ。ミトコンドリアのゲノム編集は、多収性育種の基盤となる細胞質雄性不稔性の機構解明や新品種の創出に寄与しそうだ。この技術について日米で特許出願したと、有村准教授は話した。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 最新刊「バイオベンチャー大全 2019-2020」
    日本発の将来有望なシーズを実用化・事業化へつなぐ、未上場ベンチャー267社の詳細リポート集!提携先を求める製薬企業や、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、バイオベンチャーの企業価値、コア技術の展望を見通すために有益です。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧