トヨタのゲノム解析技術「GRAS-Di」の初の論文は生態学

沖縄マングローブの魚類の成果を東大水産実験所が発表
(2019.06.25 08:00)1pt
河田孝雄

 トヨタ自動車が事業化している次世代シーケンサー(NGS)を用いたゲノム解析技術「GRAS-Di」の成果が、初めてPubMed論文として発表された。静岡県浜松市にある東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所の細谷将助教らが、Molecular Ecology Resources誌にて発表した沖縄マングローブ魚類の成果(オンライン初掲載は2019年4月22日、論文タイトルなどはその後更新)。マングローブには多種多様な魚類が生息し、マングローブ魚類と呼ばれるが、移動や回遊はあまり分かっていない。細谷助教らは、魚類の生育環境を把握するゴールドスタンダードである耳石のデータを比較して、GRAS-Di解析の有用性を確認した。東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻水域保全学研究室の佐野光彦教授がラストオーサーで、水産研究・教育機構(水産機構)水産大学校や東海大学の研究者が共著者だ、

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