ゲノム編集で毒を減らしたメークインの社会実装は4、5年後

 ゲノム編集技術を用いて毒を作らないように育種したジャガイモの社会実装は「4年から5年後になりそう」と、理化学研究所環境資源科学研究センター(理研CSRS)の梅基直行上級研究員は2019年6月6日開催の市民公開講座でフロアからの質問に答えた。この市民公開講座は、日本ゲノム編集学会の主催で「ゲノム編集食品の安全性をどう考えるか?」というテーマで都内で開催され、100人ほどが参加した。梅基上級研究員は「毒のないジャガイモ」と題した講演を行い、ゲノム編集育種によりソラニンなどの毒性ステロイドグリコアルカロイド(SGA)を大幅に減らした食用ジャガイモを、実用品種において得ていることを紹介した。ジャガイモのSGAを減らす取り組みは世界中で試みられているが、品種としての実用化は達成されていないもようだ。野生品種はSGA含有量が高いものが多い。

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