北大と協和発酵など、EPAを微細藻類で大量生産へ

 健康機能が明確な多価不飽和脂肪酸(PUFA)であるエイコサペンタエン酸(EPA)を微生物で大量生産する製法につながる研究成果が、Angewandte Chemie誌(インパクトファクター12.102)にて2報、論文発表された。EPAは、エチルエステル製剤が医療用医薬品(処方薬)や一般用医薬品(OTC)として、EPA含有量が多いトリアシルグリセロール(中性脂肪)やリン脂質が特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品の関与成分として広く利用されている。現在のところ原料はほぼ魚油に限られている(一部は甲殻類のオキアミ)。需要の拡大に見合う安定供給が課題とされる。先に微生物を用いた大量生産法が産業化されているアラキドン酸(ARA)とドコサヘキサエン酸(DHA)に続き、EPAも天然資源に頼らずに微生物で大量生産できる製法の実現が待たれている。

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