岐阜大桑田氏、正常プリオンの構造を安定化させる低分子薬を開発中

 シャペロン薬は、標的蛋白質である酵素や膜蛋白質の立体構造を安定化し、生理活性をもたらす低分子薬だ。ただ、その創薬標的を天然変性蛋白質や蛋白質の天然変性領域に向けることで、神経変性疾患や癌、感染症など、シャペロン薬を幅広い疾患に展開できる可能性がある。その一端の研究を手掛けているのが、岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科の桑田一夫シニア教授だ。桑田シニア教授は、立体構造を取った正常プリオンの一部に結合し、その構造を安定化させて異常プリオンとの結合を防ぐ低分子化合物の開発を進めている。2019年3月6日、桑田シニア教授が本誌の取材に応じた(関連特集)。

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