
タカラバイオは、現時点で、遺伝子治療に用いる多様なウイルスベクターの受託製造を手掛けている国内唯一の企業だ。ウイルスベクターの受託製造の需要は世界的に急増しており、海外では、医薬品製造受託機関(CMO)が相次いで製造能力を増強している。タカラバイオも現在、滋賀県草津市にウイルスベクターを含む、再生医療等製品の新たな製造施設を建設中。加えて、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの大量製造に向け、浮遊系のヒト胎児腎細胞293(HEK293)を無血清培地で培養できる浮遊系を立ち上げる。同社の峰野純一常務取締役が、2019年2月20日、本誌の取材に応じた(関連特集)。
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