ちとせ研、抗体を4日間で5g/L生産できる新規CHO細胞開発

MAB組合での成果を生物工学会で発表
(2018.09.20 08:00)1pt
河田孝雄

 シンガポールChitose Bio Evolution Pte. Ltd.(藤田朋宏社長)グループのちとせ研究所(川崎市高津区)は、4日間の培養で抗体医薬IgGを5g/L以上生産できる新たなチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株であるCHO-MK由来クローンを構築した。2018年9月7日に大阪で開かれた日本生物工学会第70回大会の本部企画シンポジウム「工学が見出すエッセンシャル細胞培養-動物細胞培養の根本に工学はどう立ち向かうか-」で2番目に登壇した、ちとせ研究所の堀内貴之取締役・最高技術責任者(CTO)が「新規CHO細胞による抗体医薬品生産-5g/L/6daysの高いポテンシャルと工業化への課題-」という演題名でこの成果を紹介した。5g/Lの抗体を得られるCHO細胞の培養期間は演題名では6日間だが、開示した最新の生産性では4日間だった。堀内取締役は2018年6月1日に設立された、ちとせバイオロジクスの取締役・CTOも兼務している。同社を含め、ちとせグループ企業は現在11社ある。

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