広島大、ゲノム編集DSB後修復の精度を向上するLoADシステム

 広島大学大学院理学研究科の佐久間哲史講師と山本卓教授らは、ゲノム編集ツールのCRISPR/Casシステムにより塩基配列を改変する際の精度を高める新技術「LoADシステム」を開発した成果を、Nature Communications誌にて2018年8月16日に発表した。ゲノムの標的部位に目的遺伝子を挿入するノックイン(KI)の効率を大幅に向上できる。3種類の蛍光蛋白質をコードする遺伝子を、それぞれゲノムの標的部位に導入することを、選択圧をかけることなく取得できたデータを論文に掲載した。複数の遺伝子のKIを選択圧無しに導入できたCRISPR/Cas9ゲノム編集の成果を発表するのは、この論文が世界で初めてという。佐久間講師は8月21日に都内でこの成果を説明した。東京医科歯科大学の田中光一教授らも論文の共著者だ。

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