京大iCeMS、ヒトiPS細胞などを増殖させる低価格な培養液を開発

低分子化合物を利用し従来と比較して培養液の材料費が5分の1から10分の1に
(2018.03.06 08:00)1pt
高橋厚妃

 京都大学高等研究院物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の長谷川光一講師らの研究グループは、ES細胞やiPS細胞など多能性幹細胞を培養するための新規の培養液と、その培養液を利用した培養法の開発に成功した。従来、多能性幹細胞の培養には、成長因子が必須とされてきたが、今回開発した方法は成長因子を使わず人工的に合成可能な3つの低分子化合物を利用する。それにより、培養液の材料費は従来と比較して5分の1から10分の1になるという。同成果は2018年3月6日、Nature Biomedical Engineering誌に発表された。

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