
中外製薬は、2018年2月1日、2017年12月期通期の決算説明会を開催。同社が創製した抗IL6受容体抗体「アクテムラ」やALK阻害薬「アレセンサ」の海外での売り上げが伸びたことから、過去最高の売上収益を達成。Core実績での営業利益が1000億円を超えたことを明らかにした。小坂達朗社長最高執行責任者(COO)は「スイスRoche社とのビジネスモデルがうまく回っている。Roche社とのグループのシナジーにより、研究、開発、生産、営業、管理部門と人が育ってきた。結果としてパフォーマンスが上がったということ」と、Roche社との資本提携が、現在の姿につながっていることを強調した。Roche社と提携前の01年と比較すると、売上収益が3.2倍、営業利益が3.9倍となった計算となる。
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