ドイツRuhr大学のTobias Hirsch氏らは、極めて重症の接合部型表皮水疱症(JEB)の小児患者に残っていた健康な表皮を採取し、正常な表皮の形成に欠かせないLAMB3遺伝子を導入して培養、皮膚シートを作製し、3回の移植手術を行って患者の全身の約8割をカバーした。移植した皮膚に対し、複数回生検を行ったところ、8カ月後の時点で、構成する細胞のほとんどが、導入された遺伝子を保有し、自己複製能を有する、寿命の長い幹細胞と表皮前駆細胞になっていた。画期的な治療の詳細は、Nature誌電子版に2017年11月8日、報告された。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)