慶應大、抗癌幹細胞薬のPEG化剤を開発

 慶應義塾大学医学部・先端医科学研究所遺伝子制御研究部門の佐谷秀行教授は、抗癌幹細胞薬として開発が進むスルファサラジン(SSZ)の水溶性を高めるために、東京工業大学と共同で、ポリエチレングリコール(PEG)で修飾した新規薬剤を開発した。PEG化によって、注射剤化してSSZの課題である消化器症状の回避が目的。同時に、特許が切れたSSZに新たな特許性を賦与することも狙う。SSZについては、九州大学のグループが進行肺癌の1次治療に使用したフェーズI医師主導治験を行い、治療薬として有望な成果を2017年9月に報告したばかり。SSZのPEG化製剤はドラッグリポジショニングの試金石にもなりそうだ。

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