京都大、iPS細胞ストック事業で想定される拒絶反応とその対処法を提示

他家移植で課題のNK細胞による免疫反応の克服に向けて前進
(2017.08.29 00:00)1pt
川又総江

 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の河本宏教授らのグループは、iPS細胞から再生したT細胞、および血管内皮細胞の他家移植では、移植されたレシピエントのNK細胞により拒絶される可能性があると発表した。同研究はHLA研究所との共同研究で、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)が中心となり進めているiPS細胞ストック事業(関連記事1)の再生細胞移植例でNK細胞が引き起こす免疫反応の確率は30%と想定され、その反応を回避する方法も考案し、in vitroで確認した。同研究成果は、2017年8月25日のStem Cell Reports誌に掲載された。

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