ノバルティス、ディオバン臨床研究サブ論文の薬事法違反が一審無罪

研究不正は認定も、査読のある論文掲載は虚偽記述・広告には当たらない
(2017.03.21 00:00)1pt
川又総江

 ノバルティスファーマは2017年3月16日、降圧薬「ディオバン」(バルサルタン)の医師主導臨床研究「KYOTO HEART Study(KHS)」のサブ論文に対し問われていた旧薬事法(現医薬品医療機器法)違反について、同日、両罰規定により東京地方裁判所で無罪判決を言い渡されたと発表した。同社元社員の白橋伸雄氏を被告人、同社を被告会社とする本薬事法違反被告事件に対し、辻川靖夫裁判長は、ディオバンのプロモーションの目的で研究者らに多額の奨学寄付金を提供したこと、被告人がデータの改ざんにより有用性を示した論文発表に関与したことは認定したが、これらの行為は同法66条第1項「虚偽または誇大な記事を広告し、記述し、または流布してはならない」には違反していないと判断した。

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