東大医科研のWatson、“教師”なき時代に突入

膨大なデータから答の無いものを学習
(2017.02.16 00:00)1pt
小崎丈太郎

 東京大学医科学研究所が研究用として2015年に導入したコグニティブ・コンピューティングシステムのIBM Watson for Genomicsが、「学ぶべき正解を準備できない」ステージに到達したことが明らかになった。同研究所ヒトゲノム解析センターDNA情報解析分野の山口類准教授が2017年2月3日に大阪で開かれた第380回情報計算化学生物学会(CBI学会)講演会で指摘した。山口准教授は、同研究所が患者から採血し、遺伝子解析した結果をわずか5日で主治医に報告する体制を整えたことも明らかにした。

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