理化学研究所発のベンチャー企業である理研バイオは2017年1月7日、ライセンス契約に基づき、アルツハイマー病の「次世代型モデルマウス」を製薬企業などの営利団体へ供与する事業を開始したことを明らかにした。このマウスは理科学研究所脳科学総合研究センター・神経蛋白制御研究チームの西道隆臣・シニアチームリーダーが2014年4月に発表したマウスで、ヒトのアルツハイマー病に近い病理を持つ次世代型モデルマウスとして注目されている。これまでに世界の200を超える非営利研究団体に供与されてきたが、製薬企業などの営利団体には供与されていなかった。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)