阪大の永井健治教授ら、明るい5色の発光蛋白質で細胞内の微細構造を同時計測

「阪大の専売特許」の1分子検出も、「木を見て森も見れるドローンの威力」
(2016.12.15 00:00)1pt
河田孝雄

 大阪大学産業科学研究所の永井健治教授らは、酵素活性の高い化学発光蛋白質ルシフェラーゼと、5種類の異なる蛍光蛋白質をハイブリッド化することにより、2012年と2015年に報告した化学発光蛋白質ナノ・ランタンに比べ、明るさが2倍から10倍の化学発光蛋白質を開発し、増強型ナノ・ランタンと名付けた。5色をそろえて細胞内の5つの微細な構造の同時計測を実現し、1個単位の蛋白質分子の結合・解離を化学発光で検出することに初めて成功した成果などを、Nature Communications誌にて2016年12月14日に発表した。「大阪大の専売特許ともいえる1分子測定を、新開発の化学発光蛋白質により長時間行える可能性を原理的に示せた」と永井教授は話した。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • セミナー「次世代抗体技術の最前線」
    2020年5月22日(金)開催!次世代の抗体医薬を創出するプラットフォームとなり得る最先端技術を、その当事者が詳説。中でも、いま注目は、ラクダ科動物由来の低分子抗体VHHだ。当セミナーで、その可能性を浮き彫りに。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧