肺癌治療薬、第3世代EGFR-TKIタグリッソ登場

 上皮成長因子受容体(EGFR)活性化変異(一次変異)陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)には、イレッサやタルセバといったEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)が高い効果を示す。しかし、治療開始後約1年で薬剤耐性が生じてしまうことが多く、この薬剤耐性の60%がT790M変異(二次変異)によるものであると分かっている。2005年にT790M変異が報告され、複数の製薬企業がT790M変異に効果を有するEGFR-TKIの開発を開始した。その中で最も早く承認を獲得したのが英AstraZeneca社のタグリッソである。日本でも2016年3月にT790M変異を有するNSCLCを対象に承認、5月25日に発売された。同社にとってイレッサに続くEGFR-TKI第2弾となった。

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