がん研究会と東京理科大、エーザイ、RTK増幅癌の治療標的にゴルジ体

 がん研究会(東京・江東)がん化学療法センター分子薬理部の旦慎吾副部長と大橋愛美主任研究助手らは、細胞のゴルジ体構造を破壊する人工合成化合物M-COPA(2-メチルコプロフィリンアミド)が、受容体型チロシンキナーゼ(RTK)の遺伝子増幅による過剰発現が原因で予後不良な癌細胞の増殖を抑制することを見いだした。東京理科大学理学部応用化学科の椎名勇教授、エーザイとの共同研究の成果を、米癌学会(AACR)のジャーナルであるCancer Research誌(IF9.329)で発表する。早ければ2016年5月15日号への掲載が見込まれる。オンラインでは未編集原稿が2016年4月12日に掲載された。「ゴルジ体を標的とした化合物がRTK増幅癌の増殖を抑制することを示す論文はこれが初めて」と、5月10日にがん研究会がん研究所で開かれた記者説明会で旦副部長は話した。記者説明会には、論文の共著者であるエーザイ筑波研究所の吉松賢太郎シニアサイエンティフィックアドバイザーも登壇した。

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