東大佐々木裕次教授ら、結晶化の過飽和状態運動をX線1分子追跡法で観察

蛋白質の成果も近く発表へ
(2015.12.17 00:00)1pt
河田孝雄

 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻の佐々木裕次教授と松下祐福博士課程2年らは、X線1分子追跡法(DXT法)を応用して、過飽和溶液中のイオンの動きを観察することに世界で初めて成功し、結晶核が生成する直前及び生成の瞬間においてイオンが激しい運動をしていることを見いだした。大阪大学蛋白質研究所の後藤祐児教授や高輝度光科学研究センター(JASRI)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究者と共著の論文を、Scientific Reports誌で2015年12月14日に発表した。今回は過飽和現象を安定に作製しやすい酢酸ナトリウムで観察を行った。次いで佐々木教授と後藤教授らは、蛋白質の実験も行っており、近く論文発表する計画だ。

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