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 まずは、定例の保健機能食品のアップデイト情報です。

 機能性表示食品については、この1週間では、2018年6月22日(金)に4件(届出番号:D10からD13)、6月27日(水)に1件 (届出番号:D14)の合計5件について、消費者庁が機能性表示食品の届出情報を公表しました。有効な機能性表示食品の届け出は1335件弱程度になったかと思います。

 今回は、久しぶりに機能性関与成分の新規がありましたので、紹介します。

 森永乳業の発酵乳「アロエステロールドリンクヨーグルト」(D10)です。機能性関与成分は「アロエ由来ロフェノール、アロエ由来シクロアルタノール」で、「本品にはアロエ由来ロフェノール、アロエ由来シクロアルタノールが含まれるので、肌の潤いを保つ機能がある」旨の機能性表示を届け出しました。

 販売開始予定日は「2018年8月27日」と届出資料に記載されていますが、森永乳業の広報部によると、販売開始日は未定とのことです。今回のアロエの機能性表示食品の届け出について、森永乳業はまだリリースは出していません。

 森永乳業は、ヨーグルト事業の育成に注力しています。森乳のヨーグルト売上高は2018年3月期が557億円。2019年3月期は640億円を目標にしています。

 「肌の潤いを保つ」機能を確認した臨床試験の成果は、2016年6月の論文(Skin Pharmacol Physiol 2016;29:309?317)で発表しました。森永乳業の研究所(神奈川県座間市)と、和歌山県立医科大学皮膚科の古川福実教授(当時、2017年4月から日本赤十字社高槻病院院長/和歌山県立医科大学名誉教授など)らとの共著です。

 この成果に関連した発表は、2016年の日本栄養・食糧学会のトピックス賞に選ばれました。森永乳業の「紫外線照射したヒト皮膚3次元モデルにおけるアロエステロールの影響」です。

 アロエベラを配合した森永乳業のアロエヨーグルトは、同社がカテゴリーNo.1商品と位置付けている商品の代表です。森永乳業は現在は、アロエヨーグルトの事業規模を開示していませんが、02年から03年頃のピーク時には売上高が年300億円近くまで達したと、5年前の次の記事にて紹介しています。

(2013.8.12)
森乳、アロエベラゲルパウダーの経口摂取で皮膚水分量保持とシワ抑制、アロエステロールBBの商標も登録
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130812/170363/