【機能性食品 Vol.283】

論文の被引用で理研と国際農林センターなど突出

ベニズワイガニ、生物多様性と地球外生物
(2017.04.14 14:30)
河田孝雄
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 こんにちは。原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品のアップデイトから。

 トクホは1カ月ぶりの更新がありました。2017年4月10日に3品目が許可になり、合計1123品目(許可1122+承認1)になりました。

 機能性表示食品はここ1週間で4月7日(金)、4月10日(月)、4月11日(火)、4月13日(木)に更新があり、2016年度のBシリーズは538件になりました。17件増えたようです。初年度の2015年度の302件(撤回を除いた件数)との合計は840件になりました。今回は、機能性関与成分の新規な商品の届け出は無かったかと思います。

 今月から2017年度が始まりましたが、4月13日に消費者庁が公表した届け出案件の届出日は「2017/02/17」ですので、2016年度分があと6週間分残っています。2016年度分の届け出はまだまだ増えます。

 今回のメールの話題は、まずは論文の被引用です。

2017/04/13
クラリベイト・アナリティクス、インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関ランキングを発表
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2017/esi2017/

 この発表を含む記事とりまとめ中なのですが、ここでは簡単に紹介します。

 高被引用論文数が論文数全体に占める比率が高い日本機関として、「植物・動物学」分野では、理化学研究所が10.6%、国際農林水産業研究センターが11.0%と高いです。で、

 「分生生物学」分野では東京都医学総合研究所が6.1%、「生物学・生化学」分野では国立精神・神経医療研究センターが6.7%で高いです。

 次の話題は、ベニズワイガニ。ベニズワイガニとズワイガニの違いを今回、初めて認識しました。ベニズワイガニはかなり深海の生物です。その生態おもしろそうです。

(2017.04.10)
日経バイオテク〇機能性食材研究(第40回)
ベニズワイガニ
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082300007/040500008/

 次は、地球外生物の話題です。神経幹細胞の記事の末尾に次の記載をしました。

(2017.04.13)
神経幹細胞はトポロジカル欠陥を選別して集積
Harvardと東大、京大がNature誌で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/17/04/12/02587/

**記事の末尾
「生物普遍性」と銘打った研究組織は国内外で例が無いという。強いていうなら、米航空宇宙局(NASA)が米University of Illinoisに設置している「Institute for Universal Biology」が名称としては似ていると、佐野教授は話した。地球外生物を研究している組織として知られる。
**以上引用

 そのNASAが今日、木星の第2衛星エウロパについて発表したかと思います。水中にたくさんの水素がある事が分かったという発表をしたようです。

 これと関係しますが、生物多様性の記事もご覧ください。

(2017.04.12)
首都大学東京、幼少期の自然体験量が多いほど生物多様性に寛容
首都圏住民1030人のアンケート調査の成果を論文発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/17/04/11/02581/

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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