【機能性食品 Vol.277】

体脂肪対策の「カラダカルピス」4月発売、アサヒ飲料は炭酸も届け出

つくば機能植物イノベーション研究センターのキックオフに160人超
(2017.03.03 09:00)
河田孝雄
アサヒ飲料が4月4日発売
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 今週の機能性食品メールは、機能性表示食品の届け出状況等のアップデイトと共に、2017年2月24日に筑波大学が都内で開催した、つくば機能植物イノベーション研究センターのキックオフの話題などをお届けします。

 この1週間では、2017年2月24日(金)、2月27日(月)、2月28日(火)、3月2日(木)の計4回、消費者庁が機能性表示食品の届け出公表を追加しました。

 この中の注目は、アサヒ飲料の体脂肪対策の清涼飲料「『カラダカルピス』スパークリング」(届出番号:B413、届出日:2016年12月27日)です。

 アサヒ飲料は2017年2月28日、独自の乳酸菌CP1563株を配合した機能性表示食品「カラダカルピス」を4月4日に新発売すると、発表しました。「本品には独自の乳酸菌CP1563株が含まれ、体脂肪を減らす機能があるので、体脂肪が気になる方および肥満気味の方に適している」旨の機能性表示を行います。

 体脂肪対策の機能性表示を実現した乳酸菌は、2015年8月から機能性表示を始めた雪印メグミルクの「ガセリ菌SP株」に次いで2番手です。

 アサヒ飲料の「カラダカルピス」の届け出(届出番号:B20、届出日:2016年5月9日)は2016年7月6日に消費者庁が公表しました。この当初の届出資料には「販売開始予定日」は「2016年9月30日」と記載されていましたが、実際の販売開始は2017年4月4日になりました。

(2016.07.08)
【機能性食品 Vol.245】
9月に体脂肪対策の機能性表示「カルピス」、ファンケルが新研究棟を公開
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/mag/foodmail/16/07/07/00031/

 まず4月に発売する「カラダカルピス」と、次いで発売が見込まれる「カラダカルピス スパークリング」との関係性は、現在の商品でいうと、「カルピスウォーター」と「カルピスソーダ」に相当するのでは、と思います。

 いずれも味わいをよく知った定番の馴染みのある飲料です。これと類似の味わいの飲料で、体脂肪対策の機能性が追加されるとなれば、より魅力が増すのでは、と期待が高まります。

 アサヒ飲料が2月28日に発表した「2017年度事業方針」では、「カルピス」ブランド商品の2017年販売計画を、3540万箱と発表しました。2015年に比べ4.3%増加した2016年の販売実績3515万箱に比べると、100.7%に相当します。

 2つ目の話題は、先週金曜日(2017年2月24日)に筑波大学が都内で開催した「つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)」のキックオフシンポジウムです。160人を超える参加者が集まりました。

 民間企業からはタキイ種苗やカゴメ、クボタの方々が講演し、サカタのタネや日本モンサントなどの方々が講演会終了後の集まりであいさつなさいました。

 講演の最後に登壇したのは、筑波大学大学院システム情報工学研究科教授で筑波大学サイバニクス研究センターのセンター長、内閣府ImPACTプログラムマネージャー、CYBERDYNE代表取締役社長/CEOの山海嘉之さんでした。CYBERDYNEの時価総額は3900億円とのこと。静岡県三ケ日町のみかん農家の腰痛対策にロボットスーツが活躍していることも紹介しました。

 T-PIRCは、この筑波大学サイバニクス研究センターや、T-PIRCと同じく2017年4月に筑波大学に新設される人工知能科学センターとも連携していくと、筑波大学遺伝子実験センター長の江面浩さんは「T-PIRCの紹介」の中で話しました。

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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