【機能性食品 Vol.273】

機能性表示食品の新顔は今週、野菜がキーワード

カゴメはGABAで血圧高め対策ジュース、日本水産はω3で認知対策レトルト
(2017.02.03 08:00)
河田孝雄
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 恒例の機能性表示食品の届け出受理公表のアップデイトを紹介します。この1週間では、2017年1月30日(月)と1月31日(火)、2月2日(木)に更新がありまして、新たに26件が公表され、2016年度のBシリーズが365件になりました。制度の初年度である2015年度のAシリーズ302件(総数310件から、撤回の8件を差し引いた件数)と合計すると、667件になりました。

 先週は、森永乳業のビフィズス菌B-3株を、機能性関与成分の1つとするファンケルのサプリメント「内脂サポート」(届出番号:B330、届出日:2016年11月29日)が目立ってました。ファンケルの14件目の届け出。同社の届け出は今週1件増えて15件になりました。

 今週は野菜がキーワードです。

 まずは、カゴメの野菜ジュース。善玉コレステロールを増やすリコピンの機能性表示でトマトジュースの売上が1.3倍になったと同社は2月2日の決算発表で開示しました。今度は、血圧高め対策GABAの機能性表示で、野菜ジュースの販売を増やす計画です。

(2017.02.03)
カゴメ、血圧高め対策GABAの機能性表示で野菜ジュース販売1.7倍へ
コレステロール対策リコピン機能性表示でトマトジュースは1.3倍
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/17/02/03/02253/?n_cid=nbpbto_mled_fd

 もう1つ、日本水産のレトルトパウチ食品「1食分の野菜」シリーズに注目です。「7種の具材のミネストローネ」(B360、2016年12月6日)と「玉ねぎと豆のポタージュ」(B361、2016年12月6日)について、「EPA・DHAには、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力、注意力、判断力、空間認識力を維持することが報告されている」旨を表示することを届け出ました。機能性関与成分のEPA・DHAの含有量は、EPA280mgとDHA170mgです。

 上記のカゴメとは異なり、日本水産はこの件についてまだニュースリリースを出していません。日本水産の届出件数は38件になりました。機能性関与成分は全てω3ですが、加工食品における認知の届け出は今回が初めて。最初は、サプリメント「プレミアム海の元気 DHA EPA含有」(B262、2016年10月20日)でした。今回の2件を含めて合計3件になりました。他の35件は「中性脂肪値を下げる作用」が表示内容です。

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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